琵琶湖Bリーグ 2023年 第2戦 KISAKA MERCURY CUP 大会結果および入賞者のタックル紹介！

2023年3月19日に行われました、琵琶湖バスフィッシングトーナメントBリーグ第2戦キサカマーキュリーカップの、大会結果および上位入賞者のタックルセッティングや釣り方狙い方などをご紹介します。

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目次

• 2023年琵琶湖Bリーグ第2戦大会結果
• 優勝 三輪 和希選手
• 準優勝 森 弘光選手
• 第3位 船本 尚宏選手
• 第4位 久保田 将吾選手
• 第5位 林 陸功選手
• まとめ
• MBFT B.LEAGUEエントリーはこちら

　

2023年琵琶湖Bリーグ第2戦大会結果

2023年の琵琶湖バスフィッシングトーンメントBリーグ第２戦の結果は下記のリンク通りです。

Bleague2023年第2戦大会結果公式リンク

　

優勝 三輪 和希選手

3本で10kgオーバーという記録的なウエイトで見事優勝を勝ち取ったのは三輪和希選手です。
三輪和希選手が使用したメインルアーやタックル詳細と拘りのフックセッティングについてご紹介します。

　

メインルアーはカバースキャット3.5インチ

三輪和希選手がメインで使用したルアーはカバースキャット3.5インチのカラーはゴリです。

このカバースキャットのみで3本10kgオーバーの記録的ウエイトを叩き出しております。

琵琶湖のトーナメントでこのワームが紹介されない日は無いと言っても過言ではありません。
琵琶湖の最前線で戦い抜くなら必携の琵琶湖最強高比重ワームと言えるでしょう。

　

三輪和希選手のタックル詳細

ロッド	オリジナルロッド（6フィート6インチ ヘビーパワー）
リール	シマノ　16メタニウムMGL HG
ライン	不明　フロロカーボン　16lb
ルアー	デプス　カバースキャット3.5インチ
フック	バリバス　リングオフセットモンスター

フロロカーボンの16lbを使用していることに注目です。
太いラインを使っても関係無く釣れると多くの人が言いますが、三輪和希選手は太すぎるからと16lbを使用しております。
こういった僅かな違いが記録的ウエイトへと繋がったのかもしれません。

　

拘りのフックセッティング

三輪和希選手はカバースキャットを使う際にバリバスのリングオフセットモンスターを使用しております。

ラインアイにリングがついているリングオフセットモンスターを使うことで、水中でワームが首を振りやすくなり、移動距離を抑えて狭いスポットを正確にしっかり長く誘うことができます。

　

準優勝 森 弘光選手

サイコロラバーに合わせるため独自にカスタムしたシンカーを駆使し、緻密なタックルセッティングで見事準優勝に輝いたのは森弘光選手です。
サイコロラバーをやり込んだ先に見えたシンカーやフックの使い分けなどをご紹介します。

　

メインルアーはサイコロラバーNS

琵琶湖トーナメントの定番！サイコロラバーのダウンショットリグです。
2ジャーク1ポーズが基本となるアクションのイメージですが、森弘光選手はフリーリグを扱うように丁寧にハングオフからのフォーリングで４本のバスをキャッチしております。

　

森弘光選手のタックル詳細

ウィードが少ないエリア用

ロッド	ダイワ　スティーズRD 651L+XS-SMT
リール	シマノ　22ステラ

ウィードが有るエリア用

ロッド	ダイワ　スティーズRD 671ML+FS
リール	シマノ　22ステラ

森弘光選手はウィードの有無によってロッドパワーの変更を行っております。

　

攻めるストラクチャーに合わせた緻密なシンカー&フック選択

森弘光選手は攻めるストラクチャーやカバーに合わせてシンカータイプやフックサイズを変更しております。
そのシンカーを見せてもらうと独自にカスタマイズされており、このサイコロラバーの釣りを相当やり込んでおられるのが伝わってきます。

ウィードを攻める時は普通の涙型のダウンショットシンカーを使用します。
漁礁やゴロタ岩系はワイヤーと可動式で連結したスティックタイプのシンカーを使用します。
沈船などの大きなストラクチャーには弾力のあるモノフィラ系の素材の太いラインと固定式で連結したスティックタイプのシンカーを使用しております。

フックはマスバリですが状況に応じて2番サイズと4番サイズを使い分けております。

　

第3位 船本 尚宏選手

自身のトーナメンタースタイルを貫き、今大会第３位！そしてBリーグ暫定年間ランキング１位の船本尚宏選手です。
現役JBトーナメンターのタックルセッティングをご紹介します。

　

ネコリグに使ったプロセンコーの拘りカラー

全大会同様にプロセンコーのネコリグでバスをキャッチしております。
しかし、今回はワームの半分がノンソルト素材で作られているツートンカラーを使っております。
よりスタック感を無くしたい、よりフワフワとアプローチしたいというプレッシャーを配慮したトーナメンターならではの狙いから船本尚宏選手はこのカラーを選んだようです。

下記のリンクの商品のようにカラーコードにNが含めれるモデルは半分ノンソルトのカラーになります。

　

フィッシュローラーのミドストで中層を攻略

フィッシュローラー4インチに1.3gのジグヘッドを合わせてミドストで使用しておりました。
フックを前から刺すのではなく、頭の上くらいから薄く刺すことでロールアクションが安定します。

　

船本尚宏選手のタックル詳細

ネコリグ用

ロッド	不明
リール	不明
ライン	東レ　エクスレッド　4lb
ルアー	ゲーリーヤマモト　プロセンコー5インチ　ハーフノンソルトモデル

ミドスト用

ロッド	不明
リール	不明
ライン	東レ　エクスレッド　4lb
ルアー	レイドジャパン　フィッシュローラー4インチ
フック	不明　ジグヘッドフック　1.3g

現役トーナメンターのため、サポートを受けていない製品の詳細が不明となっております。
特記すべきはラインが4lbと細いことです。

本人は全国のフィールドで4lbをメインで使用していることから、いつものフィーリングで釣りができるよう4lbを使用しているようです。
4lbでビッグバスとファイトする時は、フッキング時はドラグを締めておいて、ファイト中は緩めてゆっくりファイトするのがコツだそうです。

　

第4位 久保田 将吾選手

第4位は久保田将吾選手です。
西岸の3.5mから4mラインに点在するウィードパッチを人気のサイコロラバーを使って攻略しております。

　

メインルアーはサイコロラバーNSのブラック

使用したルアーは大人気のサイコロラバーですが、使用したカラーは不人気カラーのブラックです。
店頭ではエビ系のカラーや薄い色のカラーが先に売れていきますが、人が好きなカラーと魚が釣れるカラーは必ずしも一致しないのです。
ブラックはトーナメンターなら必ず持っている勝つためのカラーなのです。

　

久保田将吾選手のタックル詳細

ロッド	レジットデザイン　WSS-61L
リール	ダイワ　20ルビアスLT
ライン	不明　フロロカーボン　5lb
ルアー	OSP　サイコロラバーNS
シンカー	不明　鉛シンカー 5g

　

第5位 林 陸功選手

今では使うアングラーが減ってしまったブルフラットですが、冬の間からそのブルフラットでデカバスを乱獲していた林陸功選手が第5位です。
話題のブルフラットのスイミングのやり方やタックルセッティングをご紹介します。

　

ブルフラット4.8のスイミング

林陸功選手がメインに使用したルアーはブルフラット4.8インチです。

このブルフラット4.8インチにリューギ ウェイテッドピアスの5/0番をセットし、ミドストのようにシェイクしながら巻いてスイミングさせるテクニックで使用しております。

　

定番のカバースキャット3.5インチ

定番のカバースキャット3.5インチでもバスをキャッチ。

カバースキャットは琵琶湖におけるマストアイテムです。
現在でも入手困難な状況が続いておりますので、店頭で見かけた際は迷いなくストックしておきましょう。

　

林陸功選手のタックル詳細

ブルフラット4.8インチ用タックル

ロッド	デプス　アンエクスプロード UEB70 遊撃
リール	アブガルシア　ゼノンビースト9-L
ハンドル	スタジオコンポジット　RC-SC EX PLUS 22 山田祐五モデル 88mm
ライン	東レ　ビッグバスフロロ 25lb
ルアー	デプス　ブルフラット4.8インチ
フック	リューギ　ウェイテッドピアス 5/0

カバースキャット3.5インチ用タックル

ロッド	デプス　ゲインエレメント GE-66MH+R ソフトジャーキングエレメント
リール	アブガルシア　ゼノンビースト9-L
ハンドル	スタジオコンポジット　RC-SC EX PLUS 22 山田祐五モデル 88mm
ライン	東レ　ビッグバスフロロ　20lb
ルアー	デプス　カバースキャット3.5インチ
フック	リューギ　リミット　5/0

林陸功選手はハンドルをスタジオコンポジットのRC-SC EX PLUS 22 山田祐五モデル 88mmに統一しております。
タックル変更による自分自身のフィーリングの変化を防ぐために統一しているようです。

　

まとめ

以上が、2023年琵琶湖バスフィッシングトーナメントBリーグ第2戦の結果でした。
やはりカバースキャットとサイコロラバーは定番となっておりますが、その２種の僅かな使い方の違いで釣果に大きく差が出ております。
また、他のアングラーがやらない独自のスタイルを持っている選手も好成績を残しており、琵琶湖の奥深さを感じる大会となりました。

今回の記事の元となる各選手のインタビュー動画が運営代表の諸富真二さんのビリオンチャンネルで公開されております。
是非！ご覧になってみてください。

　

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